キッズクリニックうめはら

●ロタウイルス胃腸炎は、毎年冬から春にかけて乳幼児に多く流行する胃腸炎で、激しい下痢や嘔吐に伴い、ひどい脱水をおこして入院となったり、けいれん、脳炎を起こすこともある、乳幼児にとって最も注意しなければならない胃腸炎です。 ロタウイルスは、インフルエンザ、突発性発疹に次いで、小児の脳炎・脳症を起こしやすいウイルスで、発症年齢が低いほど体にとってのダメージも大きく、重症化しやすいといわれています。 ロタウイルス自体に効く薬はないため、いったんロタウイスル胃腸炎になった場合は、こまめな水分摂取で脱水を防ぎながら自然回復するのを待つしかありません。
 現在、このロタウイルスを防ぐワクチンが生後6週から24週の乳児を対象として接種可能となっています。 任意接種となるため接種費用がかかりますが、対象年齢のお子様はぜひ接種を検討されることをお勧めします。 なお、生後24週までに2回の接種が必要となりますので、接種は遅くても生後3か月までに開始しないと間に合いませんし、他の重要なワクチンも接種していく必要があるので、対象は同時接種が可能な方のみとさせて頂きます。
 一番お勧めする接種スケジュールは、生後2か月になってすぐにロタワクチン、ヒブワクチン、肺炎球菌ワクチンの3つを同時接種、さらに4週後にロタワクチン、ヒブワクチン、肺炎球菌ワクチン、三種混合ワクチンの4つの同時接種です。接種時期、費用等、詳しくはスタッフまでご相談ください。


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